みなさんこんばんは!!
季節はどんどん寒くなっていきますね。
フロントガラスの凍結を予防するにあたって、凍結してしまう気象条件を知っておきましょう。
これからの時期に困るのが朝会社に行くときに起きるフロントウィンドウの凍結ですよね(゚Д゚;)
凍結に悩んでいる人の中には、寒くないはずなのにガラスが凍結していたり、反対にかなり寒いはずなのに凍結していない日があったりすることを不思議に思っている方」もいるかもしれません。
これは、凍結の原因が寒さそのものではなく「放射冷却」によるものだからです。放射冷却とは、夜になると地上の熱が上空に逃げていくことで、地表の温度が急速に下がる現象のことです。
特に快晴だった日の夜には、空気中の水分が一気に冷やされるため、霜へと変化して車のフロントガラスを覆います。
一方で曇っている日には、雲が地表からの熱を吸収し再びその熱を反射するため、放射冷却は起こりにくいのです。
対策として…
①フロントガラスの油膜を取る
排気ガスなどが原因でフロントガラスにこびりつく油膜。この油膜も凍結の原因となりますので、こまめに掃除をして取り除きましょう。
水が氷に変化する「氷結点」は、普通の水であれば0℃ですが、油など水以外の成分が混ざっている割合が多ければ多いほど高くなり、0℃以上でも凍結することがあります。
つまり、ガラスが綺麗な状態に保たれていると凍りにくくなるということです。
②撥水剤をフロントガラスに塗る
撥水剤を塗った状態ガラスは水を弾くようになり、凍結した場合にも剥がしやすくなります。
③フロントガラスにカバーをかけておく
凍結予防対策の中でも最も有効な方法といえるのが、フロントガラスにカバーをかけることです。
カバーの上に霜や氷が付着することはありますが、多くの場合その下のフロントガラスの凍結は防ぐことができます。車を降りる際にカバーを上からかけるだけなので、誰でも簡単にできる対策方法です。
~身近なアイテムでできるフロントガラス凍結予防対策~
ウーロン茶や新聞紙などでフロントガラスの油膜を取る
油を分解する成分が含まれているウーロン茶は、フロントガラスの油膜除去に効果的です。ウーロン茶を含ませた新聞紙でふき取るだけで、軽い油膜であればキレイに除去できます。
毛布やバスタオルなどでフロントガラスを覆う
専用のカバーがなくても、フロントガラスを覆うのは毛布やバスタオルなどでも構いません。覆い方として効果的なのは、できるだけ隙間がないようにフロントガラス全体を覆うことです。
車全体を覆ってしまうと、停車後のエンジンの熱により水分がフロントガラスに付着してしまい、放射冷却により凍結してしまうことがあるので注意しましょう。
霜とりが無くなれば朝の出勤も楽になりますので皆さんも上記の色々な手段を試して下さいね。